先頃正式版がリリースされたWindows Live サービスのうちのひとつ、ブログ投稿ツールのWindows Live Writer には、ユーザーが作成したアドインを追加できます。今回は、ソースコードを記事に挿入するさいに便利なアドインをいくつか試してみました。
ひとつめは「Code Snippet plugin for Windows Live Writer」アドインです。これはCSSで装飾したソースコードを記事中に挿入するアドインで、C#、VB、MSH、TSQL、CSS、HTMLのコードを装飾してくれます。例えばC#のコードならば
1: using System;
2:
3: class HelloWorld
4: {
5: public static void Main(string[] args)
6: {
7: Console.WriteLine("Hello, World!");
8: }
9: }
のようになります。HTMLならば
1: <span style = "color : #FF0000;">こんにちは、世界。</span>
のようになります。
ふたつめは「Paste from Visual Studio」アドインです。これはその名の通りVisual Studioからコードを装飾のついた状態で貼り付けます。先ほどのC#のコードをVisual Studio上で記述、コピーしたのちにこのアドインを使用すると
using System; class HelloWorld { public static void Main(string[] args) { Console.WriteLine("Hello, World!"); } }
どちらのアドインも非常に便利です。「Paste from Visual Studio」はコードフォーマットや対応言語に関してVisual Studioの装飾をそのまま持ってこれる点で有利ですが、「Code Snippet plugin for Windows Live Writer」は行番号も自動で付けてくれる点で勝っています。ソースコードを記事中に書くことが多い方は導入してみてはいかがでしょうか。